米フォートレスの代理人:解雇された幹部はALSの病状を誇張

フォートレス・インベストメント・グループの元幹部が同社を相手取り、ロンドンで不当解雇の訴えを起こした問題で、フォートレスの代理人らは、この元幹部が筋萎縮性側索硬化症(ALS)の病状を実際よりも誇張していると述べた。元幹部は2015年に解雇された当時、会社のロビーの端から端までどうにか歩ける程度だったと主張した。

  フォートレスの信用チームでマネジングディレクターに就いていたマイケル・ジョンソン氏は英雇用審判所に提出した訴状で、ALSの治療を受けて職場に戻った後、警告なしに解雇されたと主張している。

  フォートレスの代理人の1人であるダニエル・スティリッツ氏は13日、ジョンソン氏への同情を示した上で、同氏は裁判を有利に運ぶために病状を偽って説明したと発言。ジョンソン氏はフォートレスが同氏の病気を理由に解雇したと主張している。英国では障害による差別があったと認められた場合、不当解雇に対する賠償金の上限は設定されていない。

  スティリッツ氏は「健康状態の悪化は気の毒だが、あなたはフォートレスで雇用されていた当時の症状の深刻さをいくらか誇張している」と指摘した。

  車いすに乗ったジョンソン氏(56)はマイクを使って証言し、この主張を否定。「当時は50メートル歩くことさえできなかったと断言できる。ロビーを端から端まで歩くのがやっとだった」と述べた。

原題:Fortress Says Fired Executive Exaggerated Lou Gehrig Disease (1)(抜粋)

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