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イタリア政府、第2の銀行救済基金を月内設置へ-関係者

イタリア政府は国内金融システムの信頼回復に向けて新たな突破口を開こうと、第2の銀行救済基金を月内に設置する方向で取り組んでいる。事情を知る複数の関係者が明らかにした。

  2人の関係者によると、新基金は20億ユーロ(約2320億円)規模で、既存の銀行救済基金「アトランテ」を補うことが目的。アトランテは政府が後押しし民間が主体となって4月に設立されたが、すでに銀行支援で2回の資金拠出を実施。イタリアの2紙は13日、残りの資金はモンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナの不良債権100億ユーロ分の処理に充当することが検討されていると報じた。

  計画が公開されていないことから匿名を希望した関係者は、政府関係者が新基金の月内設置を目指しており、名称は「アトランテ2」となる公算が大きいと述べた。欧州銀行監督機構(EBA)によるストレステスト(健全性審査)の結果は29日に公表される。関係者によると、公的金融機関の預託貸付公庫(CDP)が新基金に4億-5億ユーロを提供する見通し。新基金は不良債権処理を専門的に扱う。

原題:Italy Said to Seek Second Bank Support Fund by End of July(抜粋)

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