天皇陛下が「生前退位」の意向示される-NHK

更新日時
  • 数年内の譲位を天皇陛下は望まれているとNHK
  • 皇后さまや皇太子さま、秋篠宮さまも受け入れ-NHK

天皇陛下が、天皇の位を生前に皇太子さまに譲る「生前退位」の意向を宮内庁の関係者に示されていることが分かったと、NHKが伝えた。宮内庁関係者の話として伝えた。

  それによると、数年内の譲位を望まれているということで、天皇陛下自身が広く内外にお気持ちを表す方向で調整が進められているという。

天皇陛下(新年一般参賀、2016年1月)

Photographer: Kazuhiro Nogi/AFP via Getty Images

  NHKによると、天皇陛下は憲法の象徴としての務めを十分に果たせる者が天皇の位にあるべきだと考え、今後、大きく公務を減らしたり代役を立てたりして天皇の位にとどまることは望まれていないという。こうした意向は、皇后さまをはじめ皇太子さまや秋篠宮さまも受け入れられているとNHKは伝えている。

譲位は約200年間なし-NHK

  皇室制度を定めた「皇室典範」に天皇の退位の規定はない。共同通信は、天皇陛下が生前退位の意向を示していることを踏まえ、皇室典範の改正が必要になると政府関係者が指摘した、と報じた。NHKによると、昭和天皇まで124代の天皇のうち、半数近くが生前に皇位を譲っているが、明治時代以降は天皇の譲位はなくされ、江戸時代後期の光格天皇を最後に約200年間、譲位は行われていないという。
 
  天皇陛下は昭和天皇の第1男子として1933年12月23日お生まれになった。56 年に学習院大学で教育を終了。59年に故正田英三郎第1女子の美智子さまと結婚された。89年1月7日の昭和天皇崩御で即位された。お名前は明仁(あきひと)さま。憲法や皇室典範の規定によると、天皇陛下が退位されると、皇太子徳仁親王殿下が天皇に即位され、皇太子妃雅子さまが皇后になられる。

  天皇陛下は2012年2月、東京大学医学部付属病院(東京都文京区)で約4時間にわたる心臓冠動脈のバイパス手術を受けたが、その後も復帰して公務を続けられていた。

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