原油は18年まで50-60ドルで推移も、需要増で-クウェート石油相代行

石油輸出国機構(OPEC)に加盟するクウェートは、原油価格が少なくとも2018年までにバレル当たり50-60ドルのレンジに上昇するとの見方を示した。需要増加に加え、過去2年にわたり価格低下の要因だった過剰供給を市場が吸収することを理由に挙げた。

  サレハ石油相代行は電話インタビューで、石油市場の需給均衡が進む中でOPECは過去最高に近い水準で生産する戦略を維持する必要があると語った。需要は第4四半期までに上向くとみている。  

  OPECが米シェール企業など生産コストの高い競争相手を駆逐するため、価格よりも市場シェアを重要視する戦略に変更した2014年11月以来、原油価格は約40%下落した。クウェートなどの産油国はこの結果、財政赤字に直面し、支出削減を余儀なくされた。

  サレハ氏は、ナイジェリアとリビアからの供給が一時途絶えたことが50ドル前後という「満足できる」相場への回復に寄与したと指摘した。

  「2014年に採用されたOPECの戦略はこれまで成功している。よく機能しており、石油市場の需給均衡を後押ししている」と述べ、「恐らく50ー60ドルのレンジが今年の第4四半期から17年、18年にかけてより頻繁に見られるようになるだろう」と語った。

原題:OPEC Producer Sees Oil at $60 Until 2018 With Demand Picking Up(抜粋)

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