中国:6月の元建て輸出、増加-経済の落ち着き示す新たな兆候

更新日時
  • 輸出は前年同月比1.3%増-人民元ベース
  • 輸入は2.3%減、貿易黒字は3112億元

中国の輸出は6月に安定化し、国内経済が落ち着きつつあることがあらためて示された。

  税関総署が13日発表した6月の人民元建て貿易統計によれば、輸出は前年同月比1.3%増加。輸入は2.3%減少した。その結果、貿易黒字は3112億元(約4兆8500億円)となった。

  先週の人民元は週間ベースで5週続落と、今年に入って最長の下げを記録し、政策当局が元安に寛容であることが示唆された。特に世界の需要が英国による欧州連合(EU)離脱選択といった最近の混乱を乗り切れれば、元安が続く場合、輸出競争力の押し上げにつながる可能性がある。

  コメルツ銀行の周浩エコノミスト(シンガポール在勤)はリポートで、「この日の貿易統計は輸出がやや改善する一方で輸入がさらに減少し、明らかに人民元の急速な下落の影響を示している」と指摘した。

  税関総署は統計と共に発表した声明で、厳しく複雑な環境の中で中国は対外貿易に「明らかな」問題があるとみていると説明した。

原題:China Exports Stabilize in June as Imports Post Slight Drop (2)(抜粋)

(3段落目以降でコメントなどを追加します.)
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