オフショア人民元:一時の上げ消す、貿易統計が需要後退を示唆

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香港オフショア市場で取引される中国人民元は13日、対ドルでの一時の上げを消す展開となった。6月の貿易統計で輸入減少が明らかになり、中国人民銀行(中央銀行)が消費喚起に向けて金融政策を緩和するとの観測が強まった。

  3カ月連続の輸出減少もセンチメント悪化につながり、元安誘導で輸出増を目指した当局の戦略に限界があることを示した。香港市場での元不足で元を借り入れる金利が上昇したことを背景に、元は一時上昇した。

  ブルームバーグの集計データによると、香港のオフショア人民元は現地時間午後4時32分(日本時間同5時32分)現在、前日比ほぼ変わらずの1ドル=6.6971元。一時は0.27%上昇した。

  上海市場のオンショア人民元は0.04%高の6.6899元。13通貨のバスケットに対する人民元の動きを示す「CFETS(中国外国為替取引システム)人民元指数」を基にしたブルームバーグのレプリカは上昇し、年初来の下げ幅は6.4%に縮小した。

原題:Offshore Yuan Pares Gains as Trade Data Signal Demand Slowdown(抜粋)

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