PIMCOトータル・リターン:米政府関連債の比率1年半ぶり高水準

  • 6月末時点の組み入れ比率は39.7%と、5月末の36.4%から上昇
  • 同ファンドは約9兆円運用、アクティブ運用の債券ファンドで最大

米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)の旗艦ファンド「PIMCOトータル・リターン・ファンド」は、米国の国債と政府関連債券の組み入れ比率を1年半ぶりの高水準に引き上げた。

  PIMCOのウェブサイトに掲載されたデータによれば、6月末時点の比率は39.7%と2014年12月以来の高水準。今年5月末時点は36.4%だった。同ファンドの運用資産は864億ドル(約9兆円)で、アクティブ運用の債券ファンドでは世界最大。

  英国民投票での欧州連合(EU)離脱選択を受け、投資家が比較的安全な債券へと資金を避難させたため、世界の債券相場は今年4-6月(第2四半期)に大幅に上昇した。マイナス金利の日欧に代わる運用先を探した投資家も、米政府関連債の値上がりに寄与した。

  トータル・リターン・ファンドのデュレーションは4.7年から5.7年になった。デュレーションは債券投資で使用されるリスク指標。

原題:Pimco Total Return Fund Treasury Holdings Climb to 18-Month High(抜粋)

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