ガンドラック氏:利回り窮乏で「集団的精神障害」が発生している

更新日時
  • ダブルラインCEOの同氏は債券利回りが上昇に転じると指摘
  • 米大統領選はトランプ氏の当選を確信-原油相場は40ドル割れへ

債券買いに先週殺到した投資家は、利回りが上昇に転じ始めれば儲けにくい状況に見舞われると、ダブルライン・キャピタルのジェフリー・ガンドラック最高経営責任者(CEO)は指摘した。

  ガンドラック氏は12日のインターネット放送で、「利回りの窮乏に関連して集団的精神障害のような状況が進行している」と指摘。「時代遅れと言われるかもしれないが、私は儲けのない投資は好まない」と述べた。

  米国債相場は12日に続落し、2日間としては今年最大の下げを演じた。債券利回りが先週過去最低を付けたのを受け、今週の米国債入札では需要が低下した。米10年債利回りは12日に15ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し、一時は今月最高の1.53%を付けた。

ガンドラック氏

Photographer: Scott Eells/Bloomberg

  ガンドラック氏は米10年債利回りが2%台を回復するのは来年までかかると予想した。

  同氏はまた、「フレキシブル・インカム・ファンド」(運用資産2億6000万ドル)について言及し、平均実効デュレーションが2年弱であるため、金利上昇の環境に備える投資家には適していると指摘した。

  同氏は原油相場について、1バレル=50ドルを上回るよりむしろ40ドルを割り込む公算が大きいと述べ、高水準の在庫を理由に挙げた。米大統領選挙に関しては、共和党のドナルド・トランプ氏が選出されると「確信している」と語った。

原題:Gundlach Says Starvation for Yield Creating ‘Mass Psychosis’ (1)(抜粋)

(5段落を追加して更新します.)
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