世界の株式、英EU離脱選択後の下げ帳消し-債券と円には売り

  • ダウ工業株30種平均の最高値更新、2015年5月以来で約1年ぶり
  • ニューヨーク原油相場は過去3カ月で最大の値上がり

12日の金融市場では世界の株式が上昇し、英国が欧州連合(EU)離脱を選択して以降の下げを帳消しにした。ダウ工業株30種平均は1年1カ月ぶりに最高値を更新し、商品相場はリスク資産の上昇に連れ高。米国債相場は大幅下落となった。

ニューヨーク証取トレーダー

Photographer: Eric Thayer/Bloomberg

  MSCIオールカントリー世界指数は英国民投票後の安値から7.6%上昇し、1カ月ぶりの高値。S&P500種株価指数は連日の最高値更新。一方、米国債相場は続落し、2日間の下落としては今年最大を記録。国債入札で需要の低下が示された。円は2日間の下げとしては2014年以来最大。英ポンドは英国民投票以降で最大の上昇。ニューヨーク原油相場は過去3カ月で最大の値上がりとなった。

  オークブルック・インベストメンツの共同最高投資責任者、ピーター・ジャンコブスキス氏は「8日の米雇用統計への強い反応が続いている。英国や日本を中心に海外の政治動向に対する全般的な安心感もある。投資家が心配してきたこれらの問題の一部が解決されたとの楽観論が浮上しており、企業収益への期待も今日の市場に影響している可能性がある」と指摘した。

原題:Global Stocks Erase Brexit Losses; Investors Bail on Bonds, Yen(抜粋)

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