アジア・太平洋株式サマリー:中国、香港株が上昇-インドは続伸

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  12日の中国株式相場は上昇。上海総合指数が3カ月ぶりの高値を付けた。政府系機関が株式と為替両市場に介入したとの観測が広がったほか、中国の年金基金は株式への投資を準備していた。

  上海総合指数は前日比1.8%高の3049.38で終了。上昇分の大半は取引終盤に入ってからだった。エネルギー株の指数は4カ月ぶりの大きな値上がり。黒字化の見通しを示した中国中煤能源(601898 CH)の上げが目立った。香港市場ではカジノ株が高い。マカオの7月のカジノ総収入は約2年ぶりに増加に転じる公算が大きいと、テルセー・アドバイザリー・グループがリポートで指摘した。

  智易東方証券の藺常念最高経営責任者(CEO、香港在勤)は「国内総生産(GDP)統計の発表を控え、株式を買い上げるために政府系のチームが株式市場に参入している可能性がある」と指摘。「上海総合指数では3000を超える水準に維持しようとするかもしれない」と述べた。

  香港市場のハンセン指数は1.7%上昇し、6月8日以来の高値で取引を終えた。中国本土株から成るハンセン中国企業株(H株)指数は1.8%高。同指数も6月8日以来の高値で引けた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  12日のインド株式相場は上昇。前日に再び強気相場入りした指標のS&P・BSEセンセックスは続伸した。次期中銀総裁が金融政策を緩和するとの思惑から、銀行株の上げが目立った。

  構成銘柄の中でICICI銀行とアクシス銀行が大きく上げ、銀行株指数を11カ月ぶり高水準に押し上げた。アルミ生産のナショナル・アルミニウムは6年半ぶりの大幅高で、金属株指数は3カ月ぶりの大きな上げとなった。ゴールドマン・サックス・グループが2017年までの大半の工業用金属の価格見通しを引き上げたことが好感された。

  センセックスは前日比0.7%高の27808.14で終了。2営業日の上昇率は2.5%と、同期間としては5月27日以降で最大。ブルームバーグTVインディアの11日報道によれば、政府はインド準備銀行(中央銀行)のラジャン総裁の後任を週内に発表する予定で、アルビンド・パナガリヤ行政委員会副委員長が有力視されている。9月4日に任期を終了するラジャン総裁は政策金利をあまりにも高い水準にとどめたとして、与党の党員から同氏の批判が上がっていた。

(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.3%高の5353.22。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.1%高の1991.23。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.6%高の8841.46。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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