OPEC、来年は原油需要の増加を予想-サウジは過去最高に近い生産

石油輸出国機構(OPEC)は2017年の世界の原油需給が増え、世界的な供給過剰が和らぐとの見通しを示した。一方、サウジアラビアは夏季の消費ピークを迎える中、過去最高に近い水準で生産した。

  OPECは初の2017年予想で、新たに加わったガボンを含む14加盟国が日量で約3300万バレル生産する必要があるとの見通しを示した。これは6月実績を14万2000バレル上回る水準。来年の世界需要は120万バレル増の日量平均9530万バレルと、今年と同じペースで増えると予想。非加盟国の生産量は減少するとみている。

  OPECに対するサウジの報告によれば、6月産油量は28万バレル増の1055万バレルと、昨年6月に記録した過去最高の1056万4000バレルに近い水準だった。同国ではエアコン需要が高まる夏季に生産がピークを迎える傾向がある。

  一方、OPECがまとめた外部データによると、6月のサウジ産油量は1030万8000バレルと、同国の報告より低い。リポートにはこの違いについての説明はない。

原題:OPEC Sees Rising Crude Demand in 2017 as Saudis Pump Near Record(抜粋)

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