英中銀、不動産ファンドの解約停止の可能性について警告受けていた

イングランド銀行(英中央銀行)の金融行政委員会(FPC)は、英国の欧州連合(EU)離脱選択後に資金流出加速で英不動産ファンドが資産を凍結する可能性について、その約1週間前に警告を受けていた。

  国民投票結果判明後の6月28日、7月1日両日に開催されたFPCの議事録によると、オープンエンドの不動産ファンドは投票以降に解約請求の増加に見舞われており、FPCは金融行動監視機構(FCA)から、「不動産ファンドからの資金流出の状況とファンドが短期的に解約を停止する可能性」について説明を受けた。

  実際、スタンダード・ライフが4日に解約を停止したのを皮切りに、7日には解約を停止したりその抑制策を打ち出したりしたファンド数は7つになっていた。

   FPCは、商業用不動産価格の下落は「借入比率の高い投資家やオープンエンド型商業用不動産ファンドの投資家の行動によって増幅される可能性がある」とし、その場合は商業用不動産を担保とした企業の資金調達が困難になり、経済活動に悪影響を与える恐れがあるとも分析した。

原題:BOE Was Warned Property Funds Were Vulnerable to Redemptions(抜粋)

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