UBS:英から移転はパスポートや清算業務が鍵-報酬は厳しい年

更新日時
  • 置かれている環境に対応する上でふさわしい人員規模とオーセル氏
  • 報酬について「今年は誰にとっても厳しい年になる」と見通しを示す

スイス最大の銀行UBSグループの投資銀行責任者アンドレア・オーセル氏は、投資銀の人員規模が今は適正だと述べ、英国の欧州連合(EU)離脱の選択で生じる困難にもかかわらず、数千人を削減した最近数年の合理化を休止する可能性を示唆した。

  オーセル氏はブルームバーグ・テレビジョンとのインタビュー(12日放送)で、さらに解雇が行われる可能性があるかとの質問に対し、「われわれが置かれている環境や規制に対応する上でまさにふさわしい規模だ」と説明する一方、報酬については「誰にとっても今年は厳しい年になる」との見通しを示した。

  オーセル氏は英国のEU離脱の影響について、ロンドンの金融機関がパスポートの権利を失ったり、ユーロ建て取引のクリアリング(清算・決済)拠点が欧州大陸に移ったりすれば、UBSがバンカーをどこで雇用するかという判断に「著しい影響」を与えることになると発言。「若干の行員をEU加盟国に異動させる検討に入る必要が生じるだろう。フランスやドイツなど幾つかの政府は、自分たちの管轄区域に行員を移転させるよう説得を試みている」と語った。

原題:UBS’s Orcel Signals Halt to Years of Investment Bank Cuts (1)(抜粋)

(オーセル氏の発言を追加して更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE