米テスラ車事故のドライバーに警察が出頭命令-9日にも別の事故発生

  • 1日の事故ではオートパイロットが使用されていた可能性がある
  • オートパイロットに厳しい目が注がれている

米ペンシルベニア州警察は今月1日に起きた米テスラモーターズのスポーツ型多目的車(SUV)が関与した事故をめぐり、無謀運転を理由にドライバーに出頭を命じた。11日に公表された報告書で明らかになった。事故発生時、一部の自律運転機能を持つ「オートパイロット」が使用されていた可能性がある。また9日にモンタナ州で起こったテスラ車が関与した別の事故で、ドライバーは同州警察に事故の際、オートパイロットを使用していたと説明した。

  5月にフロリダ州で発生した死亡事故の後、世界で7万台強のテスラ車に搭載されているオートパイロットには厳しい目が注がれている。テスラはブログ上で、米国を走る全ての車では走行距離9400万マイル(約1億5100万キロメートル)に1回の事故が起きているのに対し、オートパイロット使用中では1億3000万マイルを超えて初めて事故発生が判明したと強調した。

  フロリダ州での事故はまた、テスラが生産拡大とソーラーシティー買収に充てる資金調達で公募増資を行う前にこの事故を投資家に開示しなかったのはなぜかとの疑問を生じさせた。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は11日、米証券取引委員会(SEC)が証券法違反の疑いでテスラを調査していると伝えた。

  テスラの広報は11日の電子メールで、「当社はこの問題に関してSECから連絡を受けていない」と説明している。

  テスラ株はこの日の米時間外取引で、米東部時間午後5時29分(日本時間12日午前6時29分)現在、1.3%安の221.93ドル。

原題:Tesla Driver Cited in Pennsylvania Crash Amid Autopilot Scrutiny(抜粋)

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