欧州株:ストックス600、3日続伸-英FTSE100は強気相場入り

11日の欧州株式相場は上昇し、指標のストックス欧州600指数は3日続伸となった。英国の欧州連合(EU)離脱選択が世界景気に悪影響を及ぼすとの懸念が和らいだ。

  ストックス600指数は前週末比1.6%高の332.72で終了。業種別19指数全てがプラスとなった。英FTSE100指数は1.4%上昇。2月安値以来の上昇率は21%に達し、強気相場入りした。英国で保守党党首の座を争っていたレッドソム・エネルギー閣外相が選挙戦から撤退し、メイ内相がキャメロン首相の後を継いで13日に次期首相に就任する見通しとなった。これで同指数は上げ幅を拡大した。

  資源銘柄の上げが目立った。8日発表された米国の雇用統計が市場予想を大きく上回ったほか、日本の参院選で自民、公明の与党が大勝し、今後の積極的な財政出動が期待されたことが背景にある。

  ジュリアス・ベアの調査責任者、クリスチャン・ガティカー氏は「世界的に朗報があった」とし、「極めて慎重な欧州の投資家だけが備えていたような不安材料の多くが実現し、状況は容易ではないが、わずか1、2週間前に比べ危うさは後退した」と語った。

  個別銘柄では、英豪系アングロ・アメリカンとスイスのグレンコアが大きく上げ、鉱業株指数を4月以来の高値に押し上げた。スイスのセメントメーカー、ラファルジュホルシムは4.4%上昇。同社はインド建材部門を約14億ドル相当と見なす取引でニルマに売却することに合意した。航空機メーカーのエアバス・グループは2.4%上昇。マレーシアの格安航空会社エアアジアから最大100機のジェット旅客機を受注する見通しと伝わり、好感された。

原題:Europe Stocks Rise for a 3rd Day as FTSE 100 Enters Bull Market(抜粋)

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