英労働党コービン党首に挑戦状、イーグル議員が党首選に出馬表明へ

英労働党のコービン党首は、英国の欧州連合(EU)離脱を決めた国民投票結果を受けて党内分裂に拍車が掛かる中、党首の座をめぐり正面から挑戦を受けることになると述べた。

  コービン党首(67)は重要な転機となった6月23日の国民投票以来、厳しい状況に置かれている。英議会で労働党最前列に着く議員数十人が影の内閣を辞任しており、同党首に対する不信任動議は賛成172対反対40で支持された。党の長老らは同党首に辞任を求めている。影の内閣で民間企業相を務めていたアンジェラ・イーグル議員が党首選に出馬を表明すると述べており、コービン党首は11日に正式に挑戦を受けることになる。

  10日のBBCの番組でインタビューを受けたコービン党首は「私が1年前に大多数の支持を受けて選出されたと受け止めている人々から、今も大きな支持を受けていることに驚かれるかもしれない」と述べ、ひるまぬ姿勢を示した。

  これに対しイーグル議員は党首選出馬表明を前にITVとのインタビューで、コービン党首は労働党の信頼を失ったと指摘。「英国には現在、極めて大きな課題がある。それが経済を脅かし、人々を苦しめている。極めて早期に総選挙が実施される可能性があり、その選挙で党を率いる人物として私は適任だと思う」と述べた。

コービン党首

Photographer: Simon Dawson/Bloomberg

原題:Corbyn Confronts Dissent as U.K. Political Chaos Deepens (1)(抜粋)

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