米雇用統計で残された年内利上げの可能性-FOMCの不安和らげる

6月の米雇用統計によると、雇用者数の伸びは低調だった5月からしっかりと持ち直した。これで景気の健全さに対する米金融政策当局者の懸念は和らぎ、年内利上げに向けた可能性は残される公算が大きくなった。

  ドイチェ・バンク・セキュリティーズの米国担当チーフエコノミスト、ジョゼフ・ラボーニャ氏は「金融政策当局者はこれで一息つけるようになる。少しほっとして、景気動向が予想通りなら年内に行動するとあらためて示唆するのではないだろうか」と述べた。

  米雇用統計によると、6月の非農業部門雇用者数(事業所調査、季節調整済み)は前月比28万7000人増加した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は18万人増だった。前月は速報値3万8000人増から、1万1000人増に下方修正された。 

  金利先物市場の動向によると、市場が織り込む12月までの利上げ確率は雇用統計の発表後に25%前後に上昇。前日は12%だった。

原題:Jobs Number to Reassure Fed 2016 Rate Hike Is Still Possible (1)(抜粋)

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