資産家のマローン氏:米バイアコム株は過小評価-次なる標的か

  • バイアコム株は年初来で上昇も、S&P500種メディア指数に届かず
  • バイアコムは混乱が原因で著しく過小評価されているとマローン氏

資産家のジョン・マローン氏は、経営をめぐる社内抗争による混乱で米メディア企業バイアコムの株式は過小評価されているとの見方を示した。

  ケーブル局のMTVやコメディ・セントラルを有するバイアコムの株価は年初来で4%を超える値上がりとなっているが、S&P500種メディア指数の6.8%高には届いていない。支配株主のサムナー・レッドストーン氏(93)の娘、シャリ・レッドストーン副会長が同社の今後をめぐってフィリップ・ドーマン最高経営責任者(CEO)と対立している。

  マローン氏(75)は、メディアとテクノロジー分野の主要関係者を集めたアレン・アンド・カンパニー主催の年次会合が開かれるサンバレーに到着した後、「バイアコムは素晴らしい資産を幾つか持っている。現時点では混乱が原因で著しく過小評価されている」と述べた。

  先週、ライオンズゲート・エンターテインメントはマローン氏の米スターズを44億ドル(約4430億円)で買収することで合意した。マローン氏は両社の株式のほか、ディスカバリー・コミュニケーションズ株も保有。アナリストらはAMCネットワークスやスクリップス・ネットワークス・インタラクティブ、バイアコムなど他の複数企業も恐らく同氏の標的に入っているとみている。ドーマンCEOがサムナー、シャリ・レッドストーン両氏と争っている法廷闘争の結果次第ではバイアコムが身売りとなる可能性もある。

原題:John Malone Sees Viacom Opportunity, Says Stock Undervalued (3)(抜粋)

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