【インサイト】安倍政権大勝なら構造改革の先行きに暗雲も-参院選

参院選挙は10日に投票、即日開票される。改選121議席のうち、自民、公明の連立与党が改選過半数の61議席を確保した上で、憲法改正に前向きな政党も含めた「改憲勢力」で非改選と合わせ改憲発議に必要な3分の2以上の議席に届くかどうかが焦点となっている。

  • 各社の調査では安倍政権が過半数を取り、「改憲4党」で参院の3分の2に届く可能性を示唆
  • 改憲4党が参院の3分の2を占めれば、改憲に首相の焦点が移り、構造改革が遅れるリスクがある
  • 安倍政権のやや過半数を超える程度の勝利が、野党との前向きな政策協力も進み、経済的な側面ではベストシナリオと言えるかもしれない
  • 年代別の人口と投票率から算出した「実質投票シェア」は、2013年の参院選で60代以上がほぼ半分を占めており、18、19歳の投票が新たに加わっても大勢に影響はないと見られる
  • 原文の英語記事:PREVIEW: Big Election Win for Japan’s Abe Could Endanger Reform PREVIEW: Big Election Win for Japan’s Abe Could Endanger Reform

(増島雄樹氏はブルームバーグ・インテリジェンス(BI)の日本担当チーフエコノミスト)

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