PIMCO:6月の米雇用統計にかかわらず米当局は金利据え置きへ

  • 英国のEU離脱決定で当局は静観を続ける-キーセル氏
  • 米国債指数は7週連続高のペース、欧州債務危機時以来の長期上昇

米パシフィック・インベストメント・マネジメント(PIMCO)は、8日発表の米雇用統計がどんな内容であろうと、米連邦公開市場委員会(FOMC)が政策金利を据え置くと予想している。

  英国の欧州連合(EU)離脱選択を受けて景気減速懸念が広がり、投資家が債券の相対的な安全性に注目する中、米国債相場は7週連続高となる勢いを見せている。PIMCOのマーク・キーセル氏は、米国の雇用増加や賃金上昇が示されても、世界経済の行方を見極めている当局に早期の行動を促すには力不足だろうと予想する。

  キーセル氏は7日にブルームバーグテレビジョンのインタビューで、「英国のEU離脱決定に伴う不透明感で米当局は静観を続けるだろう。あと数カ月は据え置くと思う」と語った。

マーク・キーセル氏

Photographer: Chris Goodney/Bloomberg

  ブルームバーグ・ボンド・トレーダーのデータによれば、米10年債利回りは日本時間午前11時39分現在、ほぼ変わらずの1.38%。6日には過去最低の1.318%を付けた。ブルームバーグ米国債指数の7週連続高は、欧州債務危機を受けて安全資産としての米国債の需要が高まった2012年以来最長の上昇局面。

原題:Pimco Sees Fed on Hold for Months Whatever U.S. Jobs Report Says(抜粋)

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