FRB:ボルカー・ルールのファンド投資規制、順守期限を1年再延長

  • 銀行のファンド持ち分売却期限を1年延長、秩序ある処分で混乱防止
  • FRBは14年に期限延長方針を表明していた

銀行はプライベート・エクイティ(PE、未公開株)ファンドやヘッジファンドへの投資を禁じるボルカー・ルールの順守期限について、最後の1年間の猶予を得た。

  米連邦準備制度理事会(FRB)は7日の発表文で、銀行業界によるプライベートファンドの持ち分売却の期限を2017年7月21日とすると説明した。期限延長の方針は14年に既に発表済みだが、バンカーは既存の猶予期間が今月中に終わるのを前に当局が延期を確認するのを待っていた。

  ボルカー・ルールは銀行による自己勘定取引とヘッジファンドやPEファンドへの投資を禁止して業界のリスクを抑制することを目指している。ゴールドマン・サックス・グループやモルガン・スタンレーなどの投資銀行は期限前に投資を処分売りしている。

  FRBは最新の期限延長について「秩序ある処分に備え、市場の混乱を防止するための」措置と説明。しかし、17年からさらに1年間延長することは法律上許されないとした。

原題:Banks Get Another Reprieve From Volcker Ban on Private Funds (1)(抜粋)

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