欧州株:ストックス600指数、4日ぶり反発-広範な銘柄が買われる

7日の欧州株式相場は反発。指標のストックス欧州600指数は前日まで3週間ぶりの3営業日続落となっていた。

  ストックス600指数は前日比1.1%高の322.12で終了。業種別指数は全てが値上がり。英国の欧州連合(EU)離脱選択で最も売りを浴びていた旅行関連銘柄と金融サービス銘柄の上昇率が最も大きく、2011年以来の安値に沈んでいた銀行株指数も上昇に転じた。

  6日公表の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で米金融当局者が近い将来の利上げの必要性について確信を失いつつあることが明らかになり、中央銀行が市場を引き続き支えるとの楽観が広がった。それまでは英国の欧州連合(EU)離脱選択に伴う懸念に加え、イタリア銀行業界と景気に対する不安が再燃し、相場を圧迫していた。

  サクソバンク(デンマーク)のプライベートバンク部門で最高投資責任者(CIO)を務めるタイス・クヌートセン氏は「最近の市場は上下どちらにも大きく揺れ動く」とし、「相場上昇には何らかの要因が必要だ。政策担当者に最も求められるのは、欧州の銀行への対策と、英国の状況に取り組みを開始する兆候だ。今年下半期についてはより楽観しているが、ヘッジもしている。他の投資家同様、金も購入している」と語った。

  英FTSE100指数は1.1%上昇し、過去8営業日で6回目の値上がりとなった。国民投票の結果に伴うポンド安を背景に、輸出銘柄が買われている。

原題:European Equities Rise First Time in Four Days in Broad Rebound(抜粋)

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