6月の米ADP民間雇用者数:17.2万人増加、財生産は3.6万人減少

  • 6月は中小企業が雇用をけん引
  • 大企業や多国籍企業は「苦戦している」-ムーディーズのザンディ氏

6月の米民間雇用者数は増加した。企業が引き続き雇用を増やしていることが示された。

  • 給与明細書作成代行会社ADPリサーチ・インスティテュートの発表によると、6月の米民間部門の雇用者数は17万2000人増加(エコノミストの予想中央値は16万人増)。前月は16万8000人増(速報値17万3000人増)に下方修正
  • 製造業や建設業を含む財生産部門の雇用者は3万6000人減少
  • サービス業では20万8000人増加

  ADPと共同で集計調査を行うムーディーズ・アナリティクスのチーフエコノミスト、マーク・ザンディ氏は発表資料で、「6月は雇用の伸びが春期の低迷から回復した」と指摘。「エネルギー業界や貿易の影響を受けやすい製造業を除くと、雇用の伸びは引き続き健全だ。大規模な多国籍企業は苦戦しており、英国の欧州連合(EU)離脱も支援にならないが、中小企業は雇用を堅調に増やしている」と述べた。

  • ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想のレンジは13万人増-20万人増
  • 建設業の雇用は5000人減
  • 製造業は2万1000人減
  • 従業員が500人以上の大企業の雇用者数は2万5000人増。50-499人の中堅企業では5万2000人増。49人以下の小企業では9万5000人増

原題:ADP Says Companies in U.S. Added 172,000 Employees in June (抜粋)

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