JPモルガンCEO、「EU離脱考え直す」のは遅過ぎではない

米銀JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は、英国の欧州連合(EU)離脱を回避できる可能性に言及した。

  同CEOはイタリア紙ソレ24オレとのインタビューで、「もしかしたら、Brexit(英EU離脱)を撤回することさえ可能かもしれない。適切な人間が集まれば、問題には常に解決方法がある」と語った。

  労働規則や官僚主義、規制などを問題として挙げ、欧州はこれらについての英国の「正当な不満」に耳を傾けるべきだと論じた。1-2年後にさらにややこしい状況になるのを避けるため政策当局者らが迅速に行動すべきだとし、そうしなければ市場はさらにひどく調整するだろうと語った。

  行員の異動の可能性について質問されたダイモンCEOは、最重要問題は英国を本拠とした銀行がEU内で業務を営むことを可能にする「パスポート」制度だと指摘。英EU離脱後も制度が続くなら業務体制に変更はないだろうが、「EUは英国に追加の条件を課すだろう」とし、「最悪の場合、当行は数千人をユーロ圏内のオフィスに移さなければならなくなるかもしれない」と語った。

原題:JPMorgan’s Dimon Says Not Too Late to ‘Go Back on Brexit’(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE