7&iHD:営業減益、市場予想下回る-厳しさ増す「選別の目」

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国内コンビニエンスストアチェーン最大手のセブン&アイ・ホールディングス(HD)の3-5月期の営業利益は前年同期と比べ0.5%減となり、市場予想を下回った。個人消費が減速する中、金融関連事業以外で売り上げが減少した。

  発表資料によると営業利益は815億円で、ブルームバーグが集計したアナリスト3人の予想平均842億円を下回った。売上高は前年同期比3.2%減の1兆3947億円だった。通期予想は、子会社のニッセンホールディングスが経営再建中だとして、引き続き未定としている。

  個人消費が低迷する中、小売り大手に警戒感が広がる。7&iHDは資料で、顧客の「選別の目は一層厳しく」なっていると述べた。6日に決算を発表したイオンも、営業減益の要因について、株価下落やマイナス金利で消費者の間で先行き不透明感が広がったと指摘した。

  7&iHDの最大の収益源、コンビニ事業は営業増益だったものの、売上高が前年同期比3.7%減だった。そごう・西武などの百貨店事業は既存店売上高の減少などで10億円の営業赤字。実店舗やオンラインストアなどの販売経路や流通経路を統合し、いつでもどこでも買い物ができる環境を提供するオムニチャネル戦略の経費増などで37億円の営業損失を計上した。

  7&iHDは構造改革を行っており、2017年2月期までにイトーヨーカ堂の20店舗の閉鎖を計画。そごう・西武については9月末に2店舗を閉鎖する。

(詳細を第3段落以降に追加します.)
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