サムスン電子:4-6月利益は予想上回る-「S7」好調続く

更新日時
  • 「ギャラクシーS7」の根強い需要でモバイル事業が業績改善
  • S7の4-6月販売は1500万台とアナリストが試算

携帯電話と半導体メモリー製造最大手、韓国サムスン電子の4-6月(第2四半期)決算では、利益がアナリストの予想を上回った。スマートフォン「ギャラクシーS7」の根強い需要がモバイル事業の業績改善を支え、営業利益は約2年ぶりの大きさとなった。

  7日公表した暫定集計では、営業利益は8兆1000億ウォン(約7020億円)。ブルームバーグが集計したアナリスト予想平均は7兆3800億ウォンだった。前年同期は6兆9000億ウォン。売上高は50兆ウォンと、アナリスト予想(50兆9000億ウォン)を下回った。

  米アップルの「iPhone(アイフォーン)」旗艦モデルの新製品がしばらく途絶えていることもS7に追い風となり、サムスンの利益率は上昇。収益が低下しているとみられる半導体事業をカバーした。

  IBK投資証券のアナリスト、イ・スンウ氏は「S7はアイフォーンとの競合もなく、市場が予想していた以上のヒット商品になった」とし、「サムスンのスマホやテレビといったエンドユーザー製品は上期に全て極めて好調で、同社は多くの経費削減を行ったようだ」と分析した。

  HMCインベストメント・セキュリティーズのアナリスト、グレッグ・ロー氏はS7の4-6月期販売台数を1500万台と試算した。発売月の3月の販売台数は1000万台だった。

  サムスンはこの日の暫定業績では純利益と部門別利益を公表していない。月内に監査済み決算を発表する。

原題:Samsung Profit Tops Estimates as S7 Keeps Winning Customers (2)(抜粋)
Samsung Profit Tops Estimates as S7 Keeps Winning Customers (1)(抜粋)

(3段落目以降にアナリストのコメントなどを追加して更新します.)
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