ゴールドマン:ポンド急落はまだ始まったばかり、1.20ドル見込む

  • ゴールドマンとシティ:英利下げで1ポンド=1.20ドルまで下げる
  • ドイツ銀は年末までに1.15ドルに達すると予想

ポンドの急落はまだ終わっていないとの見方を、為替取引高で上位の投資銀行3行が示した。

  ゴールドマン・サックス・グループとシティグループ、ドイツ銀行はポンドの対ドル相場について、6日に31年ぶり安値を付けた後でもさらに7-11%下げる可能性があると分析した。ゴールドマンとシティは、英国民投票結果が経済に及ぼす影響を抑えるためイングランド銀行(英中央銀行)が利下げを実施すると見込み、1ポンド=1.20ドルまで下げると予想。ドイツ銀はさらに弱気で年末までに1.15ドルに達するとみている。
  
  シティの主要10通貨(G10)戦略の欧州責任者、リチャード・コチノス氏(ロンドン在勤)はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「問題はその水準に達するのがいつになるかだ」と発言。「ポンドが下げ止まるには長期と短期の投資家からの資金流入が大幅に増える必要があろう」と指摘した。シティはユーロマネー誌のランキングで為替取引1位。

  ゴールドマンのチーフ通貨ストラテジスト、ロビン・ブルックス氏らは「英中銀の政策対応がポンド相場を押し下げるとみて、われわれは第2の下落局面があるとの見方に傾いている」と説明。向こう3カ月間に1ポンド=1.20ドルまで達すると予測した。半年と1年の予想はそれぞれ1.21ドルと1.25ドル。ゴールドマンは為替取引で7位。

  ドイツ銀の外為調査共同責任者ジョージ・サラベロス氏はリポートで、ポンドには「さらなる下落余地がかなりある」とした上で、「われわれの大胆な予想でも、ポンドの弱さを過小評価している可能性がある」と述べた。同行は為替取引4位。

原題:Goldman, Deutsche Bank Say Pound Plunge Is Just Getting Started(抜粋)

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