LME銅:下落、英EU離脱受けた世界経済めぐる懸念や在庫増が響く

6日のロンドン金属取引所(LME)の銅相場は下落し、一時1週間ぶりの安値を付けた。世界経済をめぐる懸念が高まったほか、LME指定倉庫の銅在庫が2月以来の高水準に増えたことが響いた。

  LMEのデータによれば、銅在庫は過去2日間で18%増加した。一方、英国の欧州連合(EU)離脱の選択を受け、世界的に成長が損なわれるとの観測が広がり、アジアや欧州の債券利回りが過去最低水準に低下し、ポンド相場は31年ぶりの安値となった。

  INTL・FCストーン(ニューヨーク)のアナリス ト、エドワード・メイア氏は6日のリポートで、「前日に欧州から波及しつつあった神経質なムードはこの日も続いた」とした上で、銅が下落を「主導している形」であり、「LME在庫がオーバーナイトで2万3600トンもの急増となった事実もマイナスだ」と付け加えた。

  LMEの銅相場(3カ月物)は前日比1.4%安の1トン=4750ドルで取引を終えた。いったんは4713.50ドルと6月28日以来の安値を付けた。LMEではアルミニウムや亜鉛も下げた一方、スズと鉛、ニッケルは上昇した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の銅先物9月限も値下がりし、1.4%安の1ポンド=2.1535ドルで終了した。

原題:Copper Drops as Economic Concerns Mount, LME Stockpiles Rise(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE