英ダークトレースにソフバンクなど出資-サイバー脅威感知にAI活用

  • 6500万ドルの資金調達でダークトレースの価値を4億ドル強と評価
  • マイク・リンチ氏率いる投資会社の支援で2013年創業

サイバーセキュリティー会社のダークトレースは新たな資金調達で米投資会社KKRソフトバンクグループから6500万ドル(約65億8500万円)を集めた。英ケンブリッジを本拠とするダークトレースは脅威の感知に人工知能(AI)を利用している。

  今回の資金調達ではダークトレースの価値を4億ドル強と評価。サンフランシスコを本拠とするベンチャーキャピタル会社テンエレブンや、ロンドンを拠点とするグロースファンドで既にダークトレースに出資しているサミット・パートナーズも参加した。

  ダークトレースは、マイク・リンチ氏率いるテクノロジー投資会社インボーク・キャピタルの支援を受けて2013年に創業。オートノミーの共同創業者で元最高経営責任者(CEO)のリンチ氏によると、ダークトレースの売り上げは年600%のペースで伸びており、成長維持を確実にする上で今回の資金調達が鍵を握っていた。

  リンチ氏は、ダークトレースが特に米国とアジアでの事業拡大を目指していることから、KKRとソフトバンクの出資を得ることを強く期待していたと説明。インボークは引き続きダークトレースの筆頭株主となる。

  KKRのテクノロジー・グロース・エクイティチームのプリンシパル、スティーブン・シャンリー氏は資料で、ダークトレースの製品は「他のサイバーソリューションでは特定できない脅威を感知できる」と指摘。英国を本拠地としていても同国の欧州連合(EU)離脱による同社ビジネスへの影響は小さいとの見方を示した。

原題:KKR, Softbank Fund Mike Lynch’s Darktrace Cybersecurity Startup(抜粋)

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