5月の米貿易赤字:10%増の411億ドル-輸入が拡大、輸出は減少

5月の米貿易赤字は前月比でほぼ1年ぶりの大幅な拡大となった。輸入が消費財や工業用資材を中心に増加した一方、輸出は減少した。

  米商務省が6日発表した5月の貿易収支統計によると、財とサービスを合わせた貿易赤字(国際収支ベース、季節調整済み)は前月比10.1%拡大して411億ドル。拡大幅は2015年8月以来の最大。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は400億ドルの赤字だった。

  5月の輸出額は0.2%減の1824億ドル。航空機やコンピューター、工業用資材、自動車部品の需要が鈍化した。

  輸入額は1.6%増の2235億ドル。財の輸入は3カ月ぶりの高水準となったほか、サービスの輸入は過去最高水準を記録した。

  国内総生産(GDP)の算出に使用されるインフレの影響を除いた実質財収支の赤字は611億ドルと、前月の575億ドルから拡大し、3カ月ぶりの高水準となった。

  全体の貿易赤字が拡大する一方で、石油収支は29億ドルの赤字と、前月から赤字幅が5.8%縮小。同赤字は1999年2月以来の最小となった。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:Trade Deficit in U.S. Widened in May by Most Since August 2015(抜粋)

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