欧州株:3日続落、ドイツ銀やクレディ・スイスなど銀行株が売り浴びる

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6日の欧州株式相場は下落。指標のストックス欧州600指数は3週間ぶりの3営業日続落となった。

  銀行株指数は2011年以来の低水準に沈んだ。ドイツ銀行とクレディ・スイス・グループ、ポプラール・エスパニョール銀行、バンコ・ポポラーレはいずれも上場来安値を付けた。英ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(RBS)は2009年以来の安値。保険株指数は13年以来の低水準となった。

  ストックス600指数は前日比1.7%安の318.76で終了。ユーレックスがウェブサイトに掲載した発表資料によれば、価格データ読み込みに関する技術的な障害のため、同指数はロンドン時間午後2時12分ごろから約2時間にわたり算出されなくなった。

  英国の欧州連合(EU)離脱選択に伴う影響への不安にイタリア銀行業界と景気への懸念が重なり、ストックス600指数は下げ基調に戻った。予想収益に基づく指数構成銘柄の平均株価収益率(PER)は約14倍と、12年以来の低水準に接近した。

  RMGウェルス・マネジメントのスチュアート・リチャードソン最高投資責任者(CIO)は「今後3カ月から6カ月の間に、ファンダメンタルズのデータが悪化するだろう。先週の反発は単なるテクニカル要因で、センチメントに左右されただけだ」とし、「現在、中期的な実際の問題が注目され始めており、金融システムに何か問題があると考えられている可能性がある」と語った。

  ドイツ銀がDAX指数を押し下げ、1.7%安となった。英FTSE100指数は1.3%下落。一時の0.5%高から下げに転じた。

原題:Sea of Red Hits Europe Stocks as Banks Sink to Lowest Since 2011(抜粋)

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