ジャンク債市場で起債再開-トランスオーシャンが15億ドル相当発行へ

沖合掘削請負会社トランスオーシャンは15億ドル(約1510億円)規模の起債を予定している。ジャンク債市場では英国の欧州連合(EU)残留・離脱を問う6月23日の国民投票を前に発行が途絶えてから初の起債となる。

  起債はトランスオーシャンにとっては約3年ぶり。この間、商品価格の急落で同社の時価総額は70%余り減り、格付けも投機的水準に引き下げられた。トランスオーシャンの資料によると、同社は調達した資金を2020年、21年、22年に償還を迎える社債の買い戻しに利用するほか、他の債務の借り換えに充てる方針だ。

  情報が非公開だとして匿名を条件に語った事情に詳しい関係者によれば、発行条件は7日にも決まる可能性がある。

  英国のEU離脱決定をめぐる不透明感で高利回り債市場は混乱している。ブルームバーグの集計データによると、アメリガス・パートナーズが6月20日に13億5000万ドルの起債に動いたのを最後に発行されていなかった。

原題:Transocean Pries Open Junk Bond Market in $1.5 Billion Deal (2)(抜粋)

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