米トウモロコシ先物が再び弱気相場入り-降雨で生育見通し改善

  • 大豆先物11月限は過去最大の下落示す
  • 中西部一帯の降雨で土壌水分が十分な水準で維持される見通し

米トウモロコシ先物は、強気相場入りしてから1カ月足らずで再び弱気相場に転じた。米国で降雨があり穀物の生育懸念が緩和したことに加え、イールド(単収)が増える可能性が出てきたためだ。大豆先物11月限は同限月としては過去最大の下落を示した。

  コモディティ・ウェザー・グループのバイスプレジデント、ジョエル・ワイドノー氏によれば、米中西部の南側3分の1の地域で過去4日間、広範囲にわたって降雨があり、北側でも週末前に降雨が予想されており、穀物の生育に十分な土壌水分が維持される見通しだ。6月には乾燥と猛暑への懸念から大豆相場は4カ月連続で上昇し、トウモロコシは強気相場入りした。

  シカゴ商品取引所(CBOT)のトウモロコシ先物9月限の5日終値は前週末比2.6%安の1ブッシェル=3.5075ドル。終値ベースで6月17日に付けた高値から21%下落し、弱気相場入りした。大豆先物11月限終値は5.3%安の同10.7725ドル。一時は5.6%下げ、取引時間中としては2012年11月の取引開始以降で最大の下落を示した。

原題:Corn Is Back In a Bear Market as U.S. Rains Spark Reversal(抜粋)

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