ポンドが下落、31年ぶり安値-EU離脱選択の悪影響が鮮明に

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5日の外国為替市場で、ポンドが下落。英国民投票での欧州連合(EU)離脱選択の悪影響が鮮明になり、ドルに対して投票結果判明後に付けた31年ぶり安値を下回った。

  ポンドは一時1.30ドルに下落。対ユーロでも2013年以来の安値となった。離脱選択で償還請求に見舞われ、スタンダード・ライフ・インベストメンツとアビバ・インベスターズ、M&Gインベストメンツが不動産ファンドの償還を凍結した。

  イングランド銀行(英中央銀行)のカーニー総裁の発言で下げが縮小する場面もあった。総裁は離脱の場合はポンドが下落するとの懸念は現実になったとしながらも、英国の輸出業者には追い風だとの見方も示した。

  ポンドは一時2.2%安の1ポンド=1.3000ドルと1985年以来の安値を付けた。ニューヨーク時間午後0時12分現在は1.3015ドル。対ユーロは1.4%安の1ユーロ=85.09ペンス。一時は85.48ペンスと、2013年10月以来の安値を付けた。

原題:Pound Tumbles to 31-Year Low as Its Post-Brexit Selloff Resumes(抜粋)

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