アジア・太平洋株式サマリー:中国株が上昇-香港、インドは下げる

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  5日の中国株式市場で、上海総合指数は約2カ月ぶりに終値で3000を回復した。中国人民銀行(中央銀行)が景気下支え策を講じるとの観測が広がった。

  上海総合指数は前日比0.6%高で終了。酒造会社の貴州茅台酒(600519 CH)や船舶部品メーカーの中国船舶重工(601989 CH)が上げをけん引した。英国の欧州連合(EU)離脱決定が引き起こした混乱以降の同指数の上昇率は約4%となった。

  ピクテ・アセット・マネジメントの中華圏株式責任者、ポーリーン・ダン氏は「利下げが間近だとの観測が一部で浮上している」と指摘。「それが人々が期待していることなら、相場にとってかなりの支援要因となり得る。ミューチュアルファンドや投資家の株式に対するポジションは全体的に非常に低い」と述べた。

  中国証券報は1面の論説記事で、人民銀が7-12月(下期)に対象を絞った預金準備率引き下げ、もしくは必要であれば全面的な引き下げによる金融政策の微調整を行う可能性が高まっていると指摘した。

  香港市場ではハンセン指数が前日比1.5%安と、4営業日ぶりに下落して終了。ハンセン中国企業株(H株)指数は1.8%安で引けた。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  5日のインド株式相場は下落。二輪車メーカーと公益事業株の下げが目立った。指標のS&P・BSEセンセックスを8カ月ぶり高値まで押し上げた前日までの6日続伸が行き過ぎとの見方が一部で広がった。

  インドガス公社(GAIL)と送電会社パワー・グリッドが構成銘柄の中で大きく下げた。インド最大の電力会社NTPCは2週間ぶり大幅安。携帯電話サービス企業ブハルティ・エアテルは4日ぶりに下げた。ヒーロー・モトコープとバジャジ・オートはそれぞれ1.5%下落。

  センセックスは前日比0.4%安の27166.87で終了。前日まで6営業日の上昇率は3.3%で、相対力指数(RSI、7日間ベース)は71と、売りのシグナルとされる水準に達していた。
  
(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比1%安の5228.00。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.3%安の1989.85。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.5%安の8716.07。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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