欧州株:ストックス600が続落-先行き不透明感や英EU離脱懸念で

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5日の欧州株式相場は下落。指標のストックス欧州600指数は続落した。経済指標で域内経済の低調ぶりが明らかになり、売りが優勢となった。

  指標のストックス欧州600指数は前日比1.7%安の324.17で終了。業種別の19指数全てが下落した。英国の欧州連合(EU)離脱選択による混乱が強まったことで英保険株が売られたほか、商品安を背景に鉱業株も値下がりした。この日発表された6月のユーロ圏製造業とサービス業を合わせた総合購買担当者指数(PMI)改定値は、景気の勢いのなさを示した。

  ノッツ・ストゥッキ(ジュネーブ)のファンドマネジャー、ピエール・ムートン氏は「この日の相場下落や売りの一因は、驚くべき1週間の後で一定の利益確定売りが出たと説明できる」とし、「今朝の指標でユーロ圏のPMIがそれほど良くなかったことが明らかになった。市場は経済指標で動くこともある。7-9月(第3四半期)に入ったばかりでポジションを軽くして待つ好機かもしれない」と語った。

  英保険株ではスタンダード・ライフとアビバが大きく下げた。英国民投票の結果を受けて投資家らの解約請求が続き、両社の投資部門は不動産ファンドの取引を停止した。イタリアの銀行、モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナは19%安と急落。イタリア政府がストレステスト結果公表前に同行への新たな資本注入を検討していると伝わったことが売りを誘った。

原題:European Stocks Slide for 2nd Day as Growth Worry Adds to Brexit(抜粋)

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