イタリア、モンテ・パスキ支援の資本増強計画を検討-スタンパ紙

イタリア政府は同国の銀行モンテ・デイ・パスキ・ディ・シエナについて、政府が引き受ける新しい転換社債発行と銀行支援のための基金からの少なくとも30億ユーロ(約3400億円)の資本注入を含む資本計画を検討していると、イタリアのスタンパ紙が情報源を示さずに報じた。

  同紙によると、イタリアは次回のストレステストに不合格となりそうな銀行への政府支援を一時的に認めるEUの銀行再建・破綻処理指令32条の活用を目指す。

  イタリア財務省と首相府は欧州連合(EU)の欧州委員会と常時、連絡を取っているという。財務省とモンテ・パスキの広報担当者はコメントを控えた。首相府にコメントを求めたが今のところ応答はない。

  スタンパ紙によれば、資本計画には国債発行と、銀行と投資家が出資する救済基金のアトランテによる支援が含まれる。EUは、銀行支援は株主と債券保有者を巻き込んだ「負担共有」の原則に従う必要があると主張しているという。

  また、伊紙ソレ24オレは、イタリア政府が不良債権処理に集中する新たな基金「アトランテ2」を創設し30億-50億ユーロを調達することを検討していると報じた。もう一つの選択肢は既存の基金アトランテを2分割し、一方がベネト・バンカとポポラーレ・ディ・ビセンツァ株を保有、もう一方を増資して不良債権を買い入れる案だという。

原題:Italy Considering Capital Plan for Monte Paschi, Stampa Says(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE