オフショア人民元、2010年以来の安値近辺-当局が元安誘導との観測

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香港オフショア市場で取引される中国人民元は5日、ドルに対して下落し、終値で2010年9月以来の安値となる水準に迫った。中国当局が経済成長押し上げのために元安誘導を図るとの観測が広がった。

  国内経済が下振れ圧力に直面する中、中国は7-12月(下期)に預金準備率の対象を絞った引き下げで金融政策の微調整を行う可能性が高まっていると、中国証券報が1面の論説記事で指摘した。中国人民銀行(中央銀行)はこの日、元の対ドル中心レートを0.18%引き下げた。過去1カ月の引き下げ幅は1.2ポイントとなった。

  香港のオフショア人民元は現地時間午後4時46分(日本時間同5時46分)現在、前日比0.2%安の1ドル=6.6863元と、1月6日の取引終了時に付けた10年9月以来の安値にあと0.2%以内まで近づいた。

  本土市場の人民元は一時0.09%安の6.6715元と、10年12月以来の安値を付けた。13通貨のバスケットに対する人民元の動きを示す「CFETS(中国外国為替取引システム)人民元指数」を基に作成したブルームバーグのレプリカは0.2%安の94.4803。

原題:Offshore Yuan Falls Toward Five-Year Low on Depreciation Bets(抜粋)

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