ブラジル株:ボベスパ指数、7週間ぶりの高値-ヴァーレなど高い

  • 鉄鋼メーカーのナシオナル製鉄やジェルダウも上昇
  • 電力会社CPFLは中国国家電網による株式取得で12年以来の高値

4日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は7週間ぶりの高値に上昇。金属価格の上昇で鉄鉱石生産のヴァーレや鉄鋼メーカーのナシオナル製鉄(コンパニア・シデルルジカ・ナシオナル、CSN)が高い。

  ブラジルの金属や商品の主要な輸出先である中国が生産を抑制するとの観測から鉄鉱石価格が上昇した。電力会社CPFLエネルジアは2012年以来の高値。中国国家電網がブラジルのカマルゴ・コレアが保有するCPFLの株式23%を22%のプレミアムで取得することで合意したことが手掛かり。ヴァーレやCPFLの主要株主である持ち株会社のブラデスパルは昨年9月以来の高値に上昇した。

  ボベスパ指数は前週末比0.6%高の52568.66と、5月12日以来の高値で取引を終了。指数構成銘柄59のうち38銘柄が上昇した。ヴァーレは2%、CSNは6.2%、ライバルのジェルダウは1.8%それぞれ値上がりした。CPFLは8.5%上昇。一時は13%高となる場面もあった。ブラデスパルは6.8%高。ボベスパ指数の上昇に最も寄与したのは食品加工のブラジル・フーズ(BRF)。同国中央銀行が毎週実施しているエコノミスト調査で、今年の成長率のマイナス幅が前回調査から縮小したことが材料視された。BRFは4%の上昇。

  証券会社ギジ・インベスチメントスのアナリスト、パウロ・エンリケ・アマンテア氏は「きょうは企業にとって朗報が多く、商品需要や国内でのビジネスチャンスに対して前向きな見通しが強まった」と語った。

原題:Vale Pushes Ibovespa to Highest in Seven Weeks as Iron Ore Rises(抜粋)

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