中国人民元、対通貨バスケットで3日続落-国内景気懸念やドル安で

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中国人民元は4日、通貨バスケットに対して3営業日続落。中国人民銀行(中央銀行)が下落するドルに対しては人民元の安定化を、対通貨バスケットでは元安を誘導する政策に戻りつつあるとの観測が広がった。

  スコシアバンクの高奇ストラテジスト(シンガポール在勤)は、「市場は中国経済について依然懸念している」と指摘。「大半の通貨が対ドルで上昇しているとき、人民元の上げは一般的に比較的小幅にとどまり、元は対通貨バスケットでは下落することになる」と述べた。

  13通貨のバスケットに対する人民元の動きを示す「CFETS(中国外国為替取引システム)人民元指数」を基に作成したブルームバーグのレプリカは、前週末比0.2%安の94.71と、少なくとも2014年10月以来の低水準。

  上海市場の人民元は現地時間午後5時23分(日本時間同6時23分)現在、0.05%安の1ドル=6.6655元。香港市場のオフショア人民元はほぼ変わらずの6.6790元。人民銀は元の対ドル中心レートを0.04%元高方向の6.6472元に設定した。

原題:Yuan Drops Against Basket Amid Growth Concern, Dollar Weakness(抜粋)

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