英の決済ビジネス保持にはEUと新たな合意必要-ビルロワドガロー氏

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバ ー、フランス銀行(中央銀行)のビルロワドガロー総裁は、英国がユー ロ建て金融取引の決済ビジネスを保持するには、離脱を決めた欧州連合 (EU)との新たな経済合意が必要になるとの見解を示した。

ビルロワドガロー総裁は3日に仏エクサンプロバンスで開かれた会 合で、「欧州が英国と新たな合意に達することが望ましい」とし、「こ うした合意がなければ、ロンドンの金融街シティーのパスポートはもは やなくなり、クリアリングハウス(清算機関)はそこにとどまれないだ ろう」と指摘した。

EU当局者は労働者の自由な移動と市場規制の順守が単一市場への アクセスの条件だと繰り返している。英国の金融面での将来的な対EU 関係において決済ビジネスがどこに位置付けられるかは今後の交渉で決 まる。

6月23日の英国民投票でEU離脱が決まって以来、デリバティブ (金融派生商品)市場での取引決済でロンドンが果たす役割が再び問題 として浮上している。EUの裁判所は以前、決済をユーロ圏に移して監 督下に置こうするECBの取り組みを阻止した経緯がある。

原題:ECB’s Villeroy Says U.K. Will Need EU Accord to Retain Clearing(抜粋)

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