【FRB要人発言録】英離脱の米経済への影響、時間かけ判断-副議長

6月27日から7月3日までの米連邦準備制度理事会(FRB)要人の主な発言は以下の通り(記事全文は発言者の氏名をクリックしてください)。

<7月1日>
メスター・クリーブランド連銀総裁(ロンドンで講演):FOMCは欧州で起きていることを非常に注視しており、それが米国の経済見通しや金融政策に及ぼす影響を精査している。

メスター・クリーブランド連銀総裁(ロンドンでの質疑応答で):当局は大きく後手に回っているわけではなく、この段階で待つことへの代償はない。

フィッシャーFRB副議長(CNBCとのインタビューで):米選挙は不確実性の根源。

フィッシャーFRB副議長(CNBCとのインタビューで):英国のEU離脱に伴い欧州と英国では多くのさまざまなことが起こる。われわれはそれらを考慮していく必要がある。

フィッシャーFRB副議長(CNBCとのインタビューで):われわれは会合ごとに政策を決定する。状況を注視している。米経済はかなり順調にきており、5月の雇用統計以降に発表されたデータの大半はかなり良好だ。

ブラード・セントルイス連銀総裁(ブルームバーグ・テレビジョンとのインタビューで):現段階での判断では、英国のEU離脱が米国に大きな影響を及ぼすことはない。影響は恐らくゼロだろう。

<6月30日>
ブラード・セントルイス連銀総裁(ロンドンでの講演後に記者団に対し):今後2年間に英EU離脱が米国に大きな影響を与えると予想していないため、今のところ予想を維持する。

ブラード・セントルイス連銀総裁(ロンドンでの講演後の聴衆との質疑応答で):われわれは衝撃を受けたが、世界市場はそれを吸収できている。ドルは上げているが大幅な上昇ではない。

ブラード・セントルイス連銀総裁(ロンドンでの講演テキストで):2018年末までに米利上げは1回行われるとの自分の予想には上方向のリスクが存在し、政策金利の経路は「向こう2年半のわれわれの予測を若干上回る可能性がある。

カプラン・ダラス連銀総裁(ブルームバーグ・ニュースとのインタビューで):(英EU離脱を受けて)伝染はあるのだろうか。アイルランドはどうするのか。スコットランドはどうするのか。他のEU加盟国はどうするのだろうか。この場合、政治と経済が交わってくる。すべてがどう展開するのかを確認するには相当な時間がかかる。

<6月28日>
パウエルFRB理事(シカゴで講演):米金融当局者がFF金利の長期的な予想を3%としているのは高過ぎるかもしれない。

パウエルFRB理事(シカゴで講演):世界経済の見通しが変化する中で、最大雇用と物価安定という責務達成に向け引き続き前進する上で適切な政策スタンスと、米経済への意味合いを評価することが重要になろう。

パウエルFRB理事(シカゴの講演テキストで):世界のリスクは一段と下向きに移行した。

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