プエルトリコ:9億ドル強の債務返済できず-1日が期限

米自治領プエルトリコは1日が期限となっていた債券の支払い9億1100万ドル(約940億円)を返済できなかった。同自治領にとって過去最大のデフォルト(債務不履行)だ。

  ガルシア知事はサンフアンでの記者会見で、返済ができなかったもののうち最も大きかったのは一般財源債7億8000万ドルだったと説明した。オバマ米大統領は6月30日、プエルトリコの債務再編を可能にする支援法案に署名。これを受けてガルシア知事は同日、モラトリアムを宣言した。プエルトリコは1日に返済期限を迎える債務を約20億ドル抱えていた。

  ガルシア知事は会見で「われわれが公共サービスの提供を継続するのか、それともウォール街の債券保有者に支払いを継続するのかについて疑問を抱く人がいるのなら、私は公共サービスの継続を選ぶ」と述べた。

  オバマ大統領の署名で成立した法律では、自治領の財政立て直しを監督する7人のメンバーで構成する連邦政府の委員会を設置する。債権者の訴訟を延期するとともに、裁判で債務削減を可能にすることも認める。

原題:Puerto Rico Says $911 Million in Payments Missed in Default(抜粋)

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