1日の金融市場:世界的に債券や金が上昇、金融緩和観測で-株も堅調

  • 米10年債と30年債の利回り、過去最低を更新
  • 人民元は2010年以来の安値、円は反発

1日の金融市場では世界的に債券が上昇。金や銀も値上がりしている。英国の欧州連合(EU)離脱が決まったことによる影響を緩和しようと、主な中央銀行が行動するとの観測が強まった。

  スペインから日本に至る各国の国債利回りとともに、米国債利回りも過去最低を更新。政策当局者らは世界的に経済のてこ入れを目指して措置を講じる用意があると示唆した。金は週間ベースの上げ幅を拡大し5週連続上昇、銀は2014年9月以来の高値をつけた。欧州株は銀行株の堅調に支えられ4日続伸。中国人民元は2010年以来の安値水準に下落。民間機関が発表した中国の製造業指数は予想外に低下した。

  プライム・パートナーズ(ジュネーブ)のフランソワ・サバリー最高投資責任者 (CIO)は、「中央銀行が介入してきたほか、英国とEUの政治にいずれも強い対立がないという安心感の表れだ」と指摘。「ただ、この持ち直しは新しいトレンドの一環ではない。政治的な不透明感は残っている。低成長環境にあることも忘れてはいけない」と述べた。

  米30年債利回りは一時、前日比10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、2.1873%と過去最低を記録。10年債利回りは1.3784%まで低下した。

原題:Global Bonds Jump With Gold on Stimulus Bets as Stocks Advance(抜粋)

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