アジア・太平洋株式サマリー:中国が上昇、インドは5日続伸

アジア・オセアニア各株式市場の動きは以下の通り。

【中国・香港株式市況】

  1日の中国株式市場で、上海総合指数が上昇。週間ベースでは1カ月ぶりの大きな上げとなった。中国製造業の活動を測る6月の指標は予想と一致し、非製造業の指数は前月から上昇した。

  上海総合指数は前日比0.1%高の2932.48で引けた。ヘルスケア株の指数が下げる一方、素材銘柄が上昇した。医薬品メーカーの華潤三九医薬(000999 CH)が2週間ぶりの大幅安となり、ヘルスケア株の下げの中心。山東黄金鉱業(600547 CH)は4.9%高と終値ベースで2012年10月以来の高値を付けた。金相場が5週連続の上昇をうかがっていることが買い材料になった。上海総合指数の週間上昇率は2.7%だった。

  CSI300指数は前日比ほぼ変わらずで終了。香港株式市場は祝日のため休場。

  中国国家統計局がこの日発表した6月の製造業購買担当者指数(PMI)は拡大・縮小の分岐点である50となる一方、非製造業PMIは53.7と前月の53.1から上昇した。

  君康人寿保険の呉侃ファンドマネジャー(上海在勤)は、「中国人民銀行(中央銀行)は的を絞った緩和策など、緩やかなペースで流動性を供給するための手段を持っている可能性がある」と説明。「投資家は世界の当局者が英国の欧州連合(EU)離脱に対処するための対応策を備えていると信じている」とコメントした。

(上海総合指数のグラフ:SHCOMP <Index> GP YTD)
(ハンセン指数のグラフ: HSI <INDEX> GPO)

【インド株式市況】

  1日のインド株式相場は上昇。指標のS&P・BSEセンセックス指数は5日続伸し、週ベースでは4週ぶり上昇となった。モディ首相の政策が需要を喚起し企業利益を押し上げるとの期待が続いた。

  国営の燃料小売り会社バーラト・ペトロリアムと国営インド石油(IOC)が上場来高値を更新した。公務員給与引き上げで自動車需要が伸びるとの期待が背景にある。インド石油ガス公社(ONGC)は取引終了前30分の間に一時6.2%高まで買われた。たばこのITCは1年4カ月ぶり高値となり、製薬のドクター・レディース・ラボラトリーズは7カ月余りで最高に達した。

  センセックスは前日比0.5%高の27144.91で終了。今週は2.8%高となり、英国民投票が実施された23日以降の下げをすべて取り戻した。
  
(S&P・BSEセンセックスの動向: SENSEX <Index> GPO D)

【オーストラリア株式市況】

  S&P/ASX200指数は前日比0.3%高の5246.61。

(S&P/ASX200指数のグラフ: AS51 <INDEX> GP)

【韓国株式市況】

  韓国総合株価指数は前日比0.9%高の1987.32。

(韓国総合株価指数の日中価格グラフ: KOSPI <INDEX> GIP)

【台湾株式市況】

  加権指数は前日比0.8%高の8738.24。

(台湾加権指数のグラフ: TWSE <INDEX> GP D)

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