ヘッジファンドが忘れたい半年間-11年以来で最悪の1-6月が終わる

  • HFRの指数が示す年初から6月28日までの成績はマイナス1.8%
  • 今年は業界固有ともいえるショックが大きいとの指摘も

今年の前半は、ヘッジファンドの運用担当者が忘れてしまいたい6カ月間になりそうだ。

  中国人民元の急落が1月の世界市場を混乱させ、6月には英国民が欧州連合(EU)離脱を選択したことで再び市場が動揺。2兆9000億ドル(約300兆円)規模のヘッジファンド業界は、1-6月(上期)としては2011年以来で最悪の運用成績になる見通しだ。

  顧客資金をヘッジファンドに投資する米パシフィック・オルタナティブ・アセット・マネジメントのロナン・コスグレーブ氏は「過去数年にわたり上昇する相場に賭けて比較的満足してきったこともあって、今年は業界固有ともいえるショックが大きい」と述べた。

  ヘッジファンド・リサーチ(HFR)のグローバル・ヘッジファンド指数によれば、ヘッジファンドの年初から6月28日までのリターンはマイナス1.8%。11年1-6月期はマイナス2.1%だった。ヘッジファンド運用各社は6月の運用成績を7月1日以降に投資家に伝える予定。

原題:Hedge Funds Set for Worst First Half Since ’11 on Turmoil (1)(抜粋)

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