LME亜鉛上昇、四半期で10年以来の大幅高-供給不足・刺激策観測で

6月30日のロンドン金属取引所(LME)の亜鉛相場は上昇。四半期ベースでは2010年以来の大幅な上げとなった。供給不足が予想されているほか、英国の欧州連合(EU)離脱が決まったことを受けて、各国の金融当局が世界経済の下支えに動くとの観測が広がった。

  4ー6月(第2四半期)に亜鉛価格は16%上昇。モルガン・スタンレーによると、鉱山からの供給が伸び悩む一方で需要が改善された。RBCキャピタル・マーケッツのアナリストによると、亜鉛の生産は消費を14万4000トン下回る見通しで、供給不足の状態が少なくとも20年まで続くと見込まれている。

  LMEの亜鉛相場(3カ月物)は前日比0.8%高の1トン=2104.50ドルで終了。一時は2116ドルと、昨年7月半ば以来の高値を付けた。銅やアルミニウム、ニッケル、鉛も上昇したが、スズは下落した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の銅先物9月限は0.4%高の1ポンド=2.1955ドル。

原題:Zinc Caps Best Quarter Since ’10 on Deficit, Stimulus Outlook(抜粋)

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