NY原油(30日):反落、需給悪化を警戒-四半期では7年ぶり大幅高

30日のニューヨーク原油先物市場ではウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物が大幅反落。ゴールドマン・サックス・グループは年末までにバレル当たり50ドルに相場が回復するとの予想について、ナイジェリアの生産回復がこれを脅かすと指摘した。四半期ベースでは米国での在庫減少で世界的な供給超過が解消に向かうとの期待を背景に26%上昇し、7年ぶりの大幅高となった。

  エネルギー関連の商品に重点を置くヘッジファンド、アゲイン・キャピタル(ニューヨーク)のパートナー、ジョン・キルダフ氏は「需給ファンダメンタルズは一見したほど強気ではない」と指摘。「ナイジェリアの武装勢力との停戦は市場に下押し圧力をかけている。同国が原油生産を再開すれば、この数週間に市場を支えてきた最大の要因が取り除かれる」と述べた。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は前日比1.55ドル(3.11%)安い1バレル=48.33ドルで終了。四半期ベースでの上げは2009年6月以降で最大となった。ロンドンICEのブレント8月限は93セント(1.8%)下げて49.68ドル。8月限はこの日が最終取引。

原題:Oil Pares Biggest Quarterly Gain Since 2009 Amid Rebalancing(抜粋)

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