米ダラス連銀総裁:英EU離脱の影響、他国への波及効果が最も重大

  • 英EU離脱決定は不透明感を生み出す
  • 英EU離脱、「あらゆる点を考慮すると」GDP成長を抑制

米ダラス連銀のカプラン総裁は英国の欧州連合(EU)離脱選択が成長を減速させる可能性があると指摘。この決定によって生じる最も重大な問題は、欧州の他の国が自国の立場について自問するという波及効果が発生する可能性だと述べた。

  カプラン総裁は30日のブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、「伝染はあるのだろうか。アイルランドはどうするのか。スコットランドはどうするのか。他のEU加盟国はどうするのだろうか」と疑問を呈し、「この場合、政治と経済が交わってくる。すべてがどう展開するのかを確認するには相当な時間がかかる」と話した。

  英国のEU離脱が国民投票で決まったというニュースは世界の市場に衝撃を与え、市場では年内の米利上げはほぼないとの見方が強まっている。カプラン総裁は英国の決定は金融市場の反応を引き起こし、成長の足かせになる不透明感を高めているとも指摘。

  「世界的に国内総生産(GDP)成長が低迷あるいは期待外れとなっている局面において、このようなイベントはあらゆる点を考慮するとどちらかと言えばGDP成長の低下につながる」と述べた。

原題:Fed’s Kaplan Sees Spillovers as Most Significant Brexit Fallout (抜粋)

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