伊銀ウニクレディト、新CEOにムスティエ氏-投資銀部門の元幹部

イタリア最大の銀行、ウニクレディトは次期最高経営責任者(CEO)に同行元幹部のジャンピエール・ムスティエ氏を指名した。イタリアの銀行業界をめぐる危機が深刻化する中、同行初の外国人CEOとなるムスティエ氏に改革の陣頭指揮を託す。

Jean-Pierre Mustier, former head of asset management for Societe Generale SA

Photographer: Antoine Antoniol/Bloomberg *** Local Caption*** Jean-Pierre Mustier

  ウニクレディトの30日発表によると、ムスティエ氏(55)は7月12日に就任し、ギッツォーニCEOの後を引き継ぐ。同行取締役会は「国際的な知名度」を持つ「候補者数人」を吟味したが、ムスティエ氏が「新CEOに最適な人材であるとの結論に全会一致で達した」という。

  ムスティエ氏は2014年に退社するまで、ウニクレディトの投資銀行部門を率いていた。複数のアナリストによると、不良債権に苦しむウニクレディトを立て直すため同氏は資産売却や新株予約権無償割り当ての実施を検討する公算が大きい。

  同行株価は英国が欧州連合(EU)離脱を選択する以前から急落。30日はムスティエ氏の新CEO指名を受けて上昇しているものの、株価純資産倍率(PBR)は約0.26倍と国内競合のインテーザ・サンパオロの0.65倍を下回る。

  

  

原題:UniCredit Appoints Jean Pierre Mustier CEO to Spearhead Overhaul(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE